第14話 (Episode27~28) あらすじ
シンが過去を回想するシーンから始まる。
母の身の安全の為に、幼いながらに初めてついた嘘。 20年前の母を拒絶した日
母を恋しく思う日々。しかし祖父との約束があるから母には会えない。
成長したシンは家を出ていこうとするが、社長に「約束やぶったのはお前だぞ。」と脅される。祖父よりもはやく母を探し出すことはできないと諦め、「ここが俺の家です。」と家を出ていくことをあきらめる。
そんなある日、ソ事務局長が社長を訪ねて家にきて、偶然二人の会話をきいてしまう。
ソ事務局長「あのナースは漏らさないですかね?私の顔をみたかもしれません。自殺じゃないのは絶対にわかっていると思いますよ。」
社長「言葉にきをつけろ、この家にはシンもいる。」
それをきいたシンは母をみつけて真実を暴こうと決意する。そして会いに行ったのだった。
しかしそこで出会ったのは自分と同じ名前と顔をしたドローン。
母さんは僕を捨てた、俺がどれだけ大変だったか、寂しかったか、何も知らずに。
そんな思いが重なり、ナムシンⅢを殴ってしまう。
「俺が本当のシンだ!」
そこに帰宅したローラがきて、ナムシンⅢの機械がむき出しになった頬をみる。思わず「シン、、」と心配した表情をみせる。
シンは自分よりナムシンⅢの心配をしていることに内心傷つく。
ジ秘書と社長はというと、
社長「スポンサーになったのは俺だ。彼女(オ・ローラ)はしらないが」とナムシンⅢの存在をはじめから知っていたことをジ秘書に告げる。それをきいたジ秘書は慌てて、「シンはこのことに関して知りません。シンは何も悪くありません。全て私の責任です。」と言うが社長は違う考えを思いついていた。
ロボットをみて自分の跡継ぎに最適な人材ではないかと考えていると言う。
「人間より優れていると思ったことないのか?」という社長の問いに、返事にこまるジ秘書。
社長の腹の内を少し知ったジ秘書は、シンに明日から会社に出勤するように促す。しかしまだ完全には回復してないから、ナムシンⅢと交代で副社長として出勤する。
そこでソボンに、シンが出勤する際もカモフラージュでボディーガードとして勤務してもらえるように協力を依頼する。
断ろうとするソボンであったが、社長がナムシンⅢを手放す気がないことを聞き、協力するのであった。
ナムシンⅢに勇気をもらい、社長の寝室に挨拶に行くヒドン(シンの叔母の息子)。
挨拶することは怖いことじゃないと教えてもらったと、どうどうとするヒドンに対して急に態度を急変させる社長。
ヒドンをシンと間違え、何故言うことをきかないのかと怒鳴りつける。
泣きながら部屋をでたヒドンはナムシンⅢに報告する。
社長の部屋へ行くナムシンⅢ、社長は本当に認知症であった。
ナムシンⅢが誰にも言わないかわりに、病院に行くようにと互いに口約束をかわす。
翌日ボディーガードとして出勤するソボン。
副社長室までついてはきたが、一人にしろというシンの命令で部屋を出ていく。
その後オフィスで何かを探しだすシン。
ジ秘書がオフィスに現れ、探すのをやめる。
その頃ナムシンⅢはイ博士(社長の専属医師)から「認知症でほぼ間違いない。社長からあなただけは知っているときいている。」と電話を受け、社長のもとへ行く。
ナムシンⅢに彼がロボットであることを知ってるいると伝える社長。
「人間よりお前に感心がある。ここに住むのはどうだ?ソボンも母親もいるぞ。会社も車も全てあげてやってもいい。」
ロボットに欲はないし、それは人間ナムシンのもの。誰かから何かを奪う興味はないと答える。
シンを探しに副社長室を訪れたジ秘書。
何かを探していた様子のシンを思い出す。そして落ちている一枚の紙をひろう。
それは病院で働く人の名刺で裏に電話番号が書いてあった。
その番号にかけても繋がらず、その場所を尋ねると、「またPKグループか。」
シンも少し前に訪ねてきたとのことだ。
社長室から出てきたナムシンⅢと家に帰ってきたシンは鉢合わせてしまう。
そこにソボンがきて、ナムシンⅢに笑顔を見せる。
一緒に帰ろうというナムシンⅢに、ナムシンⅢの為にボディーガードを続けている事、少し我慢して明日はデートをしようと約束をする。
翌日、ローラは体調を崩していた。ナムシンⅢは隠れ家にお見舞いにいく。
看病していたデイビッドと話したいと二人きりになる。
社長がナムシンⅢのことを知っていたことを知り、デイビッドが社長と繋がっていたと推測したナムシンⅢ。それに怒り、「お金の為に社長と手を組んだのか、家族に嘘つく父さんはいらない」と言う。
その一部始終を陰から聞いていたシン。祖父が最初からナムシンⅢの存在を知っていたことを知ってしまう。
午後、デートに出かけるナムシンⅢとソボン。
一緒に街を歩いたり、ナムシンⅢがソボンの為にピアノをひいたり。
そして一緒に映画をみにいく。
ナムシンⅢは感じられないかもしれないが悲しい映画だと話すソボンは、映画中涙を流す。
そんなソボンをみてティッシュをとりにいってかえってきたナムシンⅢ。
そしてまた映画を見だす。
しかし、映画を見ながらなきだすナムシンⅢ。
驚くソボン。
「昨日は俺たちを見間違えないっていったのに」
隣にいたのはナムシンⅢではなく、シンであった。
そしてナムシンⅢはバッテリーをぬかれ、イェナと車の中にいた。
<感想>
14話はシンの心情が描写されるシーンが多かったですね。
シンの立場であったら、ロボットが自分のかわりに存在していて、皆に気にかけられていて、自分が本物なのに必要とされていないように感じてしまうのは仕方ない、、ですよね。
現実的な状況じゃないから、全然シン目線であまりドラマを見てなかったのですが、今回の話を見終わって、自分がシンでも受け入れるのは難しいなと思いました。
考えさせられる。
てっきりデートしていたのはナムシンⅢだと思っていましたが、まさかのシン?
いつから?最初から?
シンは何が目的なんだろうか、、
ハッピーエンドにむかえるのか不安になってきました💦
皆が幸せになってほしいものです。。