三銃士12話ネタバレ
世子は、世子嬪にキスをする。では明日、休めと言って帰ろうとして、馬に乗ろうとすると、矢がないことに気付く、世子の横を矢が通り過ぎ、世子嬪の胸に矢がささり倒れこむ。世子嬪を抱え、皆を起こして医者を呼べと言う世子。
世子様に用があるとミンソがやってくると皆があわただしい様子を見て、世子様はと聞くと、世子嬪様が矢で射られ危ない状態ですと聞かされる。
世子嬪を医官のところに運ぶ世子。世子の胸をつかむ世子嬪に大丈夫だ、そばにいると言う世子。外に出て下さいと医官に言われ外にでる。
そこに、ミンソがやってきて、誰の仕業ですと聞くとわからないという世子。ヒャンソンが逃げたそうですと言うミンソ。ダルヒャンの父親は、あの女が送った毒酒で死にましたと言う。
山奥に一人で入って行く世子。一人だ出てこいと言う。そこにあらわれるセジャミン。私は、こう思っていた。5年前、悪を怒りで裁いたのは、性急だったのではないか。ほかに道はなかったのか。毎日、悔いていた。だから、そなたが現れたとき、生きていたことが心底うれしかった。今度こそ誠意を尽くし、正しい道を選ぼうと、そうすれば、そなたも変わる。そなたが変われば、私も幸せになれるだろうと・・・。だが、このザマは何だ?これが誠意の代価なのか?なんと、なんとのろわれた悪縁なのだ言う世子。私は、私はただ、話がしたかっただけなの。少なくともあなたは苦しんでると思ってた。でも、あの女と楽しそうだった。私を牢にぶち込んでおいてひどすぎるというヒャンソン。そうか分かった。そなたは私の幸せが許せず、私も決してそなたを許せぬ。いっそ、共に死のう。私たちが死ねば、誰も傷つかぬ。ほかの人に罪はないだろうという世子。こないでと世子に矢を向けるヒャンソン。できないと思う?近寄らないで。矢を放つヒャンソン。矢が世子のお腹にささる。それでも、涙を流し、ヒャンソンのところに歩み寄る世子。刀で、ヒャンソンを切る。倒れ込む世子とヒャンソン。遠くで世子様どこですと言う声が聞こえ気を失う世子。
宮殿に戻ってきた頑張れよと世子のそばについているスンポが言う。目覚めた世子は、世子嬪は?休んでおられる。自分の心配をしろと言うスンポ。そして、少し休むが再び目覚めて世子嬪は?と言う世子。世子嬪は大丈夫だお前より早く回復する。再び目覚めて世子は、ク内官に、世子嬪は?と聞く。峠は越えたため王様のご配慮でご実家へと報告する。
ダルヒャンの父親を埋葬するダルヒャン。だから言ったんだ行かない方がいい。都なんて行ったことないのに言うこと聞かないからと寝込む母親。
ダルヒャンのところにスンポから書状が届く。元気でいるか。いくつか知らせがある。世子様が矢でさされた。ヒャンソンは逃げたが追い詰められ矢に刺され崖から落ちた、数日後に遺体が川下でみつかったそうだ。慰めにはならぬだろうが、下手人は天罰を受けた。ヒャンソンは死んだが残された傷が大きすぎる。療養中の世子はまだ知らぬことがある。とても言えそうにない。世子嬪様は助かる見込みがないなどと書かれた書状をみるダルヒャン。ショックを受け涙を流す。それから我々は。大変です。どうした。スンポが義禁府で取り調べを受けている。すべてが明るみにでそうだ。そなたにも累が及ぶに違いない。身を隠して何とか生き延びてくれと書状には書かれていた。そこに、義禁府がやってきてダルヒャンも捕らわれる。
義禁府で取り調べを受けるキムジャジョム。そこで、世子とヒャンソンの関係とこれまでのことを話す。王様に報告すると、すべてあやしく思えてきた。安州の事件を再度調べろという。キム行政官も義禁府で取り調べを受けていた。報告書を書き直せと迫ったのです。三銃士、世子様と友人併せて3人のことだとか。世子様が命令を聞かないとと脅されて、書き直しました。ほかの友人は、スンポとミンソです。全てのことが王様の耳に入る。よってたかって余をあざむいたなという王様。
行政官を脅して偽りを書かせたのかと義禁府で取り調べを受けるスンポとミンソ。はい、偽りではなく事実を書かせるためです。書き直しに介入したことは。そこに、ダルヒャンも捕らえられてやってくる。逃げろと書状を送ったろというスンポにもっと早く送ってくださればと答えるダルヒャン。そこに、王様が現れ、皆、外に出よと言う。自ら聞きたいと言う王様。確かめたいことがある。行政官が送った報告書は、三銃士とやらに脅されて書いたものだと聞いた。報告書とパクの証言が一致したゆえ、余は、パクを昇給させた。もし、報告書が偽りなら、あの証言も偽りかと言う王様に、それは違いますと答えるダルヒャン。誠か?書き直させた内容が事実でございます。私は、指揮官の罠で危機に陥ったのですと答えるダルヒャン。指揮官を信じるわけではない。謀略など余には日常茶飯事だ。驚きもせぬ。余が知りたいのはただ一つ。お前は三銃士という3人の男により助かった。スンポとミンソ、もう一人の男は誰だ?と聞く王様。行政官に報告書を書き直させヨンゴルテを逃した。大胆不敵な残りの一人は誰なのだ?世子か?正直に答えよ。私ですと答えるダルヒャン。全てお答えします。
我々三人で世子様の名を利用しました。見栄や出世意欲があり手柄をたてたかった。辺鄙な村なら可能だと思いましたと言うダルヒャン。お前が三銃士だ?三銃士に助けられたのでは?という王様。どちらも私です。私の顔を知らぬ行政官をだました後、誰が、この手柄を報告するかで争いました。最後に私が勝ち都に駆けつけたのです。そして望みどおり、王様に気に入られ出世できましたと言うダルヒャン。それは誠か?相違ありませぬ。事実ですと言うスンポ達。つまり、お前たちが世子の名をかたりすべてを仕組んだのか?と問う王様。万死に値する罪ですがこれが事実です。幼なじみゆえ軽く考えておりました。世子様に知らせは不要だと・・と言うスンポ。はい王様、復職したい一心で過ちを犯しましたと言うミンソ。
王様のところに、世子様の意識がもどりましたと報告がある。同知事を呼べという王様。三銃士のことだが悪質の為、直ちに刑に処すと言う王様。しかし、まだ取り調べの最中でと答える同知事。スンポ、ミンソ、ダルヒャンを即刻、縛り首にせよと言う王様。世子様のところに、スンポら三人が義禁府に捕らわれ安州事件の調べ直しが行われました。そこですべてが発覚され王様がお怒りになり三人を縛り首に直ちに執行せよと命じられましたと報告がある。私の話も聞かずに処刑とは性急すぎる。三人が世子様の名を語りやったことだと世子様を守るために申し出たようですと言うキム内官。通りすぎる人を見て不審に思った世子は、まだ隠し事があるだろうと。世子嬪のところに向かう。実家にいるはずの世子嬪がなぜここに居ると言う世子。ずっと意識が戻りませぬ。まだ、生きているのが奇跡です。世子嬪のところに寄り添い、ずっとここに。回復していると聞いたのにと言う世子。一方、処刑を前にする三人のところに王様がやってくる。大罪を犯した者の刑をみにきた。執行だと言う王様。台に乗せられ、首に縄をかけられる三人。後悔しただろう余計なことを言うからというスンポ。どうせ死ぬなら一人より三人のほうがいい悔いはないというダルヒャン。また会おうと言うミンソ。何でこうなるんだと言うスンポ。そこに世子が現れる。いつも来るのが遅いんだと言うスンポ。しばし中止にという世子の言葉も聞かずに執行しろという王様。友達を助けに来たのか。残念だが三銃士とう名で朝廷を欺いたと言う王様。その三銃士の一人が私ですと言う世子。刑を中断せよという王様。今何と申した。奴らが三銃士だと告白したぞ。三銃士の一人は、ダルヒャンでなく私です。私の命令に従っただけです。私にお写えをと言う世子。お前が自ら父と朝廷を欺き報告書を書き直させ、後金に手を貸したと認めるのか?認めます。世子嬪を使い、将軍を逃し、その件で密通の噂が立つや事実を隠すため、ひそかに安州へ行き行政官を脅した。ダルヒャンに報告書を破棄させたことも認めるか?認めます。今、認めた罪が事実なら世子の資格はあるのか?ございません。私は、世子失格です。指導者の資質がありません。側近の命さえ守れぬとは失格です。異論はございませぬ。世子は自ら廃位を申し出た。世子の資格を失うのなら側近の許しを請う資格もない。三銃士が誰であれ世を欺いたのは許せない処罰を受けて当然だ。4人を縛り首にしろという王様。反対する家臣たち。だが、王様の命令で、世子様の首に縄がかけられる。そこに立った気分は怖いか。己の罪の大きさがやっとわかったか。悔いています。何を。罪のない者まで死なせるのが無念です。妻の命を危険にさらし、女子の本心を読み誤りました。悪を悪で裁き、世子の身で殺生をしました。更には友をたきつけ、朝廷を欺く行為に加担させました。すべては、私の過ちです。つまりはそういことか、お前だけを殺せと?できることなら、そう望みます。世子様は反省なさっています。どうかお許し下さい王様という臣下たちに執行せよという王様。やめよと刑の途中で言う王様。チェ・ミョンギルを連れてこい。全ては、師匠による。世子の廃位と三人の処罰について議論するという王様。倒れ込む世子。キム内官にかつぎこまれれる。矢でさされた場所から出血する。一方、牢に閉じ込められる三人のところに、閉じ込められていたキム・ジャジョムがダルヒャンに敵と味方は回り回り敵になる。今、戦がはじまったら敵はヨンゴルテだと言う。王様のところに縄で縛られ、ジャジョムとミョンギルが連れてこられる。お前たちに愚痴を言いたいのだ。息子が怖い。今回のことではっきり恐怖を感じた。世子が私に泣きついて許しを請うはずが、黙って処刑台に上がり自分だけ殺せと言った。私はそこが気に入らない。私より優れた息子はいらない。この先、世子に従う家臣が増えたらどうする。世子をかばって首をさしだすダルヒャンまでいるんだぞ。では、廃位をお考えはというジャジョム。考えるしかない。様子をみて利用なさっては、世子様はすでに後金とよい関係を結んでいます。世子様に後金の関係を続かせるのです。私は、朝鮮の行く末を案じています。指揮官の言葉にも一理ありますと言うミョンギル。どうしたら信じられるのだろうか。無理をなさらず見ているだけでいいのですと言うジャジョム。お伝えするべきでは。目があけられぬのに、でも亡くなったことは、葬儀の後にしよう。回復が先だ。きっとお怒りにと話しているキム内官の話を聞いてしまう世子。世子は、世子嬪が亡くなったと思う。そこに、世子嬪が現れる。泣いているのですか?悪い夢でも?と言って世子様の顔を拭く。私は、夢でもみているのか。そなたは生きているのか?昨夜、貞嬪様が亡くなったのです。ご高齢ゆえ案じていましたが容体が急変せて、お伝えできず申しわけありませんという世子嬪。私が死んだと思われたのですか?私は、見てのとおり回復しました。本当に私が死んだと思い、大粒の涙を流していたのですか。なんてこと助かってよかった。世子様が私の為に涙を流してくださるなんてという世子嬪にこのことは忘れよと言う世子。世子様の態度次第で考えさせていただきます。笑うな喪中だぞという世子。笑うのをこらえる世子嬪の顔をみて笑う世子に世子様こそ笑ってますという世子嬪。
時が流れ、およびですか陛下。初雪だな。やはり朝鮮の国王は役に立たぬ準備せよ。朝鮮に攻撃をするとヨンゴルテに言う。戦が戦がはじまりました。後金の皇帝が大軍を率いて朝鮮に進撃中です。すでに国境を越えたとかと王様のところに報告がある。うろたえる王様。宮殿から逃げる王様。
戦に敗れ、世子様夫婦が後金に連れていかれた悲しみ、主を失った宮殿も胸の痛む思い出だ。ゆえにその部分を割愛し、二年後。世子様夫婦が後金へ渡って二年後、王命を受けて後金を訪れた日から話を続けようと思う。後金の都、藩陽に向かうダルヒャン。世子様へのごあいさつは明日にしました。世子様ご夫婦とはお知り合いだとか。親しいです。では先に今夜にでもごあいさつに行ってください。使いを送りました。もう?スンポが酒を持って駆けつけてくる頃だ。来ました。一人か?スンポは?それがお留守でした。世子様は?お留守でした。到着日は知らせたのに。では、一緒にお酒でもと言われお店に飲みに行く。女の奴隷だと言って縛った奴隷を披露する。あれは、朝鮮人でしょうか。逃げて捕まったのでしょう。10両だと売られる。頭にきたダルヒャンは助けに行こうとして、止められる。異国のことだ。見ないふりをしましょう。そこに、スンポがとおりかかる。元気だったか?書状を何通もだしたのに読んでないのか。ところで、タニとは?そなたと将来を誓ったタニだ。やっと来てくれたタニが喜ぶぞ。三銃士が出たぞと店内が騒ぎになる。ミンソが現れる。まずい後でと言ってスンポも一緒に戦う。朝鮮人のようですがあいつらは何ですかとダルヒャンに聞くと三銃士ですと答える。そこに、世子様も現れ一緒に戦う。ダルヒャンがいると世子に報告するスンポ。暇なら加勢しろ人手が足りぬ。しばらくお待ちを。元気にしていたか?私は元気です。皆さまを心配していましたが予想外です。三銃士、三銃士とやらはどこだ。そこにいます。三銃士は、朝鮮より大陸で名をあげていた。有名ですね。ここには世子の顔を知る者はおらぬ。ぶっ倒して逃げりゃいい。朝鮮の奴婢を虐殺した奴らに制裁だ。やれ、三銃士の仕事も朝鮮より大陸のほうが多そうだ。私は、また一瞬で巻き込まれた。
三銃士12話の感想!
物語を見終えての感想ですが、三銃士、本当にすばらしいです。世子様の臣下を守る姿勢は本当にすばらしいです。自分だけの責任だと、他の三人は関係ないと言い臣下を守る姿はすばらしいです。結果として、朝鮮は滅びてしまいましたが、でも、大陸で再び三銃士として活躍している姿をみられてよかったです。最後に、世子嬪様とのご様子も見られたらよかったなと思いました。最後になりますが、楽しく見ることができました。