応答せよ1997

応答せよ1997の10話「あなたを好きな理由」ネタバレあらすじと感想!

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応答せよ1997の10話「あなたを好きな理由」ネタバレあらすじと感想!

「もう、忘れっぽいんだから...」シウォンはテウンに頼まれ家まで忘れ物を探しに来ていた。
床に散らかったゴミを蹴飛ばしながら、机や引き出しの中、目につくところを探してみる。
ところがなかなか見つからない。
白い封筒?どこにあるんだろう?
片っ端から開けていく。
一番上の引き出しを開けたところで、写真をみつける。
そこには幸せそうに微笑むシウォンの姉とテウンの二人の姿があった。
一瞬、シウォンは固まり、そして懐かしさがこみ上げる。
久しぶりに姉の顔をみた。
傍らには、姉の直筆で書かれたメモがあった。
「すぐに会いたくなる」
どれだけ仲が良かったかが伺える。
玄関のドアが開いた。
ユンジェが帰ってきたらしい。
「何してたの、こんな時間まで?デート?」
いつもの挨拶を交わし、再び探し物を始める。
居間にいたユンジェ、何も言わず、部屋のある引き出しから封筒をだし、シウォンに渡す。
いくら探しても見つからなかったのに、すぐに見つけてくれたユンジェの背中に嬉しくて飛び付いた。
シウォンにすればいつものこと、でも今のユンジェにとっては、自分のことを異性と見ないシウォンの行動がイラついた。
つい「下りろ!」と強い口調になってしまった。
自分の気持ちにどうしていいかという迷い、そして一番大切な兄の気持ちを知ってしまった現実の間で、ユンジェの気持ちはザワザワとしていたのだ。

同窓会にまたあたらしいクラスメイトが加わる。
かつて、応援するアイドルグループの違いで対立していた相手だ。
当然、当時は仲も悪く、何かある毎に犬猿の仲よろしくお互いに噛みついていた。
「誰が呼んだの?」とシウォン。
「大人になりなさいよ」とたしなめられてしまう。
ついに現れたその二人。
「久しぶりね」と社交辞令で挨拶をする。

ソンジェはそのうちの一人、ソナに当時ぞっこんだったが、今は結婚して旦那もいるという話を聞き、テンションはどん底におちてしまう。
そんな所へ、それぞれの旦那登場。
誰しも気になる話題は、馴れ初めやどんな所が好きなのか、ということ。
二組のノロケ話が始まった。

(回送シーン)
シウォンは以前、テウンに尋ねたことがある。
「私のどこが好き?」

ここはクラブハウスの前。
実はダンスの得意なジュニ、今晩ここで踊ることになっていた。
シウォンたちも見たい!というのでソンジェが場所をおしえていた。
女性陣到着。
ちょうどジュニのダンスが始まると、ミーハー度全開で応援する。
袖に下りたジュニにソナが声を掛けるが、あっさりとフラれてしまう。
そして、そのあとすぐにソナに声を掛けたのがソンジェだった。
初めはあまり気乗りしなあかんじだったが、結局荷物持ちに任命され、クラブをあとにした。
テウンの会社では社員が仕事に追われていた。
何日も帰らず、トイレの時間も惜しみながらの作業をしているのに、いつの間にか問題を解決しているテウンに、社員全員驚いてしまう。
「たまにはデートもしないとな。俺は彼女がいるぞ」
信じられなかったが、シウォンの写真を見せられ、半信半疑。
高校生?本当に?
そこへちょうどいいタイミングでシウォンからの電話。
感心するやら羨ましいやら...

クラブハウスの出口でジュニを待っていた4人は、戦利品を見て声をあげる。
なかなか見られない、学生には手に入りずらいものだった。さらに、今回は賞金もあった。
皆を食事に誘ったジュニだが、予定があると一人、二人、三人いなくなり、残ったのはユンジェ一人。
シウォンはジュニの気持ちを知っていたので、こっそり耳打ちする。
「頑張って」
ジュニは理解者であるシウォンの言葉が嬉しかった。
かといって、男二人で食事もいかがなものか?
「今日は帰ろう」
「せっかくだから二人でデートしよう」
結局、ジュニの姉がいる屋台へ行くことに。
7番目の姉だというが、双子だそうで、ソンジェが会ったというお姉さんとは違うのだという。
そして、ここで初めて発覚する8番目の姉は、ジュニの双子だという。
全くの寝耳に水。
意外に、ジュニのことを知らなかったのだと思うユンジェだった。
まだ何か隠し事があるかもしれない?
ジュニの表情からはまだ言ってないことがあるように見えたが、話してはくれなかった。
反対に質問された。
「なぜ、シウォンにあの犬をあげなかった?」
まさか、理由を言えるわけはない。
焼酎を頼んでしまった。

こちらはシウォンとテウン。
シウォンはテウンを見つめていた。
というより、テウンが飲んでいるビールをじっと見つめていた。
視線を感じたテウン。
「一口飲むか?」
幸せそうな顔で美味しそうに飲むシウォンを、見守るように微笑むテウン。
シウォンは明後日ソウルに引っ越しする予定だ。
本当にどれだけアイドルが好きなのか。
同じぐらい自分のことを好きになってほしいと思うテウンだった。
このあと仕事に戻るテウンに「そんなに無理しなくていいのに」と言葉をかけつつ、
「大食いのお前を食べさせるためだ」という言葉に、変に納得してしまうシウォンだった。

屋台で少しお酒も入り、男二人で込み入った話になっていた。
ジュニの気持ちにまだ気がつかないユンジェ。
なぜ告白しない?と尋ねられ、答えられず焼酎を口にするジュニの姿があった。

さて、日が明けてここは教室。
数日後に開催されるソウルでの受賞式に行くため、バスに乗せてほしいと、別のクラスの生徒がやってきた。
会員価格より少し料金は高いけれども、それでもいいということで交渉成立。
入れ違いにソナがやってきた。
アイドルの応援に使う看板の文字が、一部けされている。
シウォンに違いないと、喧嘩を売りにやってきたのだ。
当然、身に覚えのないシウォン、お互いがお互いの大好きなアイドルの為に口論になり、しだいにヒートアップしていく。
最後には体を張った喧嘩、誰も手をつけられなくなってしまう。

そして迎えた受賞式会場前。
それぞれのフアン達で溢れていた。
受賞の情報がとびかう中、雨が降りだす。
それぞれのフアンクラブには、代表と呼ばれる人物がいる。
入場の時間を目前に、代表同志のタイマン勝負が始まる。

雨の中、迫力ある戦いが繰り広げられる。
白熱していく勝負の最中、会場係員から入場の許可がでる。
戦いは中断、会場の中へなだれこんでいく。
テレビ中継もされるこの受賞式、シウォンの自宅では両親が居間でこの中継を見ていた。
親は呑気なもの。
司会者の評価やらフアンの心配やらしていた。
そこへ、シウォンがたまたま映る。
大喜びの母親と、怒りのあまり大声をあげる父親。
そして大賞の発表!
まさかの展開だった。
どちらのグループも賞に入らなかったのだ。
皆が呆然としていた。
魂のない脱け殻のように。

その頃、男子連中はバスケに汗を流していた。
ポケベルがなる。
女の子から迎えの連絡だ。
残されたユンジェとジュニ。
地面に座り一休み、ジュニが口を開いた。
シウォンとユンジェは双子だと思っていたらしい。
端から見れば、いつも一緒で喧嘩してもすぐ仲直り、とにかく一番近くにいたから。
何も言わずとも通じていた。
ジュニはそれが羨ましかったし、だからこそユンジェはシウォンが好きなのだと思っていた。
「違う」

「かわいいから」

女性は男性によく尋ねる。
「私のどこが好き?」
大抵の男性は答える言葉は一緒なものだ。
たまに、とんちんかんな返事を返す人もいるが、そういう場合はだいたいそこでフラれてしまう。

ユンジェはジュニに尋ねる。
「なぜ好きなんだ?」
「シウォンじゃない、別の人だ」
別の人?誰だ?
思い当たらない...?
「お前だ」

思いきって告白したジュニ、しかしやはり信じてもらえず。
愛の形は違うかもしれないが、想う気持ちは誰しも同じ。

人が人を好きな理由
それは、あなただから...

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