第15話 (Episode29~30) あらすじ
病院で働いてたナースをたずねてきたジ秘書
名刺にあった番号は見つからなかったが、従業員の人に20年前に自殺したPKグループの跡継ぎの事で来たのかときときかれ、驚く。
ソボンと映画館に来たナムシンⅢ、ソボンにティッシュを取りにシアターから出ると、そこにはシンがいた。ジ秘書がよんでいるから来い、というシンについていくナムシンⅢ。駐車場まできて、シンにバッテリーをとられ電源が落ちてしまう。
そこにちょうど、シンに頼みがあると呼び出されていたジ秘書が到着。
電源をオフにされているナムシンⅢをみて「このやり方は違うだろ」と怒るが、シンはバッテリーを踏んで壊す。俺を助けてくれないなら祖父と一緒だと言われ、何も言えなくなってしまったジ秘書。
ナムシンⅢのかわりに映画館に行くシン。隣にいるのがシンだと気づいたソボンはすぐに映画館を出る。そしてシンに警告「絶対に許さない。」
ナムシンⅢを車に運びいれたジ秘書、戻ってきたシンに「なんで子供みたいなことをするんだ」と怒る
隠家に戻った二人と電源のきれたナムシンⅢ。
何故シンがこのような行動にでたのかを説明する過程で、社長とデイビッドがつながってたこと、ナムシンⅢを造るのに出資していたのは社長だったことを知ったローラは、デイビッドに激しく怒る。
追い打ちをかけるようにローラに、「あれを壊す方法ないの?完全に」ときくシン。
「俺の言うことなんでもきいてくれるんじゃないの?」
ジムに戻ってきたナムシンⅢ
弟子が腕を触ろうとした瞬間、腕をひねりあげてしまう。
ナムシンⅢは決して人を傷つけない、むしを守ろうとするように設定されている。
その行動に驚くソボンとソボンの父親。
ナムシンⅢも正気に戻り自分での行動に驚く。
シンが誰にもこの時計に触らせるなと、マニュアルモードにしてナムシンⅢにインプットさせていたのだ。
「もうお前は俺のおもちゃだ。」自分のシステムにアクセスできなくなってしまったナムシンⅢ
ナムシンⅢ呼び出し、サーバーを見せる社長
だがシンが常にナムシンⅢを監視している為、話の内容は筒抜けである。
AIによって管理されたM-Cityを実現するのが夢であると語る。そして「お前だけが夢をかなえてくれる。」とナムシンⅢに夢を託そうとする。
社長と会った後、ばったりとエレベーターで一緒になったソボンとナムシンⅢ
しかし突如エレベーター内で、ナムシンⅢに首をしめられ、腰を抜かすソボン。
エレベーターが開き、走っていってしまうナムシンⅢを追いかけるソボン。
時計がかわっていることに気づく。何があったのか話してほしいと言うソボンに、「近づくな、おねがいだから。」と行ってしまう。
ソボンはジ秘書に、ナムシンⅢの一連の行動を伝える。
ジ秘書「人を傷つけないと約束したのに。」
イェナは最近のシンの様子を一番傍でみていた。シンの行動が行き過ぎてしまっているのも、社長がシンに関心や信頼を寄せていないからだと思い、社長室へ出向く。
「仲良くなる最後のチャンスですから」と忠告し、彼女なりにできることをする。
その帰りに父親であるソ事務局長とすれ違う。ソ事務局長はソボンをエレベーターで首絞めるナムシンⅢの動画をみせ、これから社長にみせるつもりだと言う。
それをみせたら社長がよりシンに失望するかもしれないと思い、知っている事を全部話すイェナ。
その頃ジ秘書はシンの部屋を訪れ、
「お前の父親が自殺じゃないのをきいた。何を考えてるのか、何をするつもりなのか話してほしい。」と言う。しかし話そうとしないシン。
ジ秘書は最後の警告だと言い、シンに「人は傷つけるな。もしまたやったらもう二度と口はきかない。」と言い残し部屋を後にする。
ジ秘書が去った後、ソ事務局長からシン宛に「あなたの父親について話したいことがあります。」というテキストが届く。会いに行くシン。
ジョンウ(シンの父親)とは長年友達だった。俺がジョンウを殺したと思っているかもしれないが、病院に閉じ込めたのも社長の命令だった。
ジョンウと社長会話の録音機をシンに渡すソ事務局長。
「あなたがジョンウみたくなりそうで怖い。ロボットが役に立つと思った瞬間、社長はあなたを追い出すでしょう。私は人間の味方です。」と言い残し去る。
渡された録音機の内容は
「血よりも会社が大事だ、従わないならお前の息子にその代償を払わせる。」と父親に言う祖父の声であった。
シンは帰宅して社長の寝室に行き、「会社を俺に下さい。」と言う。
だが社長は「もう一度チャンスをやる、だがそれはお前次第だ。」
何かを覚悟するシン。
その頃ソボンの影を一人思い出すナムシンⅢ
ソボンもナムシンⅢを思う。電話にも出ない為、ボイスメッセージを残す。
「昨日本当は怖かった、本当にロボットにみえた。許して欲しい。会いたい。ハグしてくれるまで泣き続けてやるから、だからはやくきて。」
それを聞き会いに行くナムシンⅢ。泣いてるソボンを抱きしめるのかと思われたが、
「あなたは誰?」といい、ソボンの横を通り過ぎていく。
シンが操作し、シン以外の記憶データをナムシンⅢがアクセスできないようにしたのだ。
追いかけるソボンだが、シンがナムシンⅢを車で連れ去ってしまう。
翌日
社長がソ事務局長を会社の屋上に呼び出す。
「シンに会ったか?シンが何かみつけだしたら、お前を殺す。」という社長
そこに現れたナムシンⅢは急に社長の首をしめる。
追いかけてきたソボンは止めに入ったるも、今度をソボンの首をしめるナムシンⅢ
「お願い戻ってきて、お願い、、、」ソボンの涙がナムシンⅢの手に伝う。
そして自分でマニュアルモードを解除し、記憶を思い出すナムシンⅢ
「ごめん。今になって抱きしめて。」
<感想>
悲しい、、、悲しすぎる。
ナムシンⅢは自分がソボンを傷つけそうで距離を置いていて、それだけでも悲しい展開なのに、記憶まで操作されてアクセスできなくなってしまうなんて。
あらすじには書いてないのですが、「人間なら無力って言うんだろうね」と途中セリフがありました。これがもう切なすぎて。
シンは自分では直接手を下さないけれども、考えがどんどん暴力的になっていますね💦
やはり祖父がずっとナムシンⅢの存在を知りサポートしていたことで、酷く裏切られた気持ちになったのでしょう。
この誰も幸せにならないシンの行動を周りは止めようとしているんですけどね。
最終話に近づいてきて、展開が早くなってきました。
自分の祖父を殺そうとしたシン、次話はどうなるのか!?