逆賊～民の英雄 ホンギルドン～33話ネタバレあらすじ
余は人間を信じない。骨の髄まで邪悪だと信じている。つまり人を治めるすべは暴力だけだと信じる。為政者だ。世間は余が幼い頃に母を失ったゆえこうなったと言っている。だが理由は他にもある。余は昔から人を統治できるのは暴力だけだと知っていた。それ故に孔子や孟子の言葉で国を治めようとする輩をいつも鼻で笑っていた。見ておれ余がどう国を治めるのかをと血だらけで倒れているギルドンの横で話す王様。
(王様怖いです(￣▽￣;))
ギルドンが目を覚ましたのですか？と役人に聞くソブリ。確かな話だと答える役人。ありがとうございます。よかったなどホッとする仲間たち。
ギルドンが目を覚ましたと聞くノクス。
水ももらえず死を待つだけだったのにどういうわけだか目を覚ましたそうです、やっぱり怪力童子なのかしらと噂をする女の子たち。
ギルドンが目を覚ました事を聞く王様。
血だらけで足を引きずりふらふらと歩くギルドンを影から見るノクス。王様が現れギルドンに矢を放つ。逃げるギルドン。じわじわと死に追い込む方が楽しいと笑う王様。
獄で食事を手づかみで食べるギルドン。スプーンを器に入れるノクス。顔を上げ、コンファと言うギルドン。もうコンファはいない。あの人が去った後、死んだのと言うノクス。王様のお気に入りの女楽にと渡したかんざしをさしているノクスを見て、王様の女に？と聞くギルドン。命が無事で良かった。今は王様がお怒りだから難しいけどいつか必ず私がここから出してあげると言うノクス。人が来ると言うウォラメ。私たちはもう知らぬ仲と言い去るノクス。
そうだ。ギルドンを仲間に見せてやれと言う王様。
血だらけで立つことも出来ないギルドンに早く立てと棒で殴る役人。ギルドンでは？と気づき駆け寄ろうとする仲間たちも捕まり棒で殴られる。
獄に戻りふざけてたんだ。ギルドンは仲間が傷つけられるのを何よりも嫌うのになにもできなかった。もうやめろ。ギルドンは必ず立ち上がると話す仲間たち。
庭園にイノシシがいると訴えた者がいた臣下たるもの何かを見聞きしても知らぬふりをするべきなのになぜ余計なことで余の手を煩わせる？と言う王様。不忠極まりなき者を尋問してくださいと言うジョンハク。後に続き尋問してくださいと言う重臣たち。
女楽の数が足りず王の威厳を示せぬ、国中から才色兼備な女人を集め朝鮮の音を作る。その者たちを興清と呼べと言う王様。
王宮に集まる女たち。
女たちにどうすれば中に入れるか聞くガリョン。王様は歌や舞の上手な人を集めてる上手なら入れるわと言う女。
王様はホンの体を筋に沿って切り刻み骨もへし折って水も与えず殺したそうだと言う噂を思い出すガリョン。あなた王様に会いに行く。本当に王様が殺したなら私が仇を討ってあげると言うガリョン。
集められた女をみて少ないと言う王様。国中からキーセンを集めても足りませんと言うジャウォン。まだ手ぬるい。両班もキーセンも王様のしもべ。両班も連れてこなくてはと言うノクス。ノクスの言う通りだ。さすが余のノクスだと笑う王様。
なぜ王様をあおるのか？両班の娘を入れたらどんな騒ぎになるかと言うジャウォン。まだ王様を分かっていない。仕方ない、あなたは王様の心の闇を無視して見たいように見てきた。王様は忠誠を尽くした重臣を酒をこぼしただけで殺した。私たちにとっても人ごとではない。生き残らなければ。王様はいつか私たちの命も奪うかもしれないと言うノクス。
生き残らなければ。生き残れば、あの人わ助けられると言うノクス。
(ノクスの想いが切ないです（ ; ; ）)
豪華な宴が開かれる。
女楽の舞に喜ぶ王様。
叫び声が聞こえる。
血だらけの着物がかけられている。
誰の仕業だと駆けつけるジャウォン。
席を外していたのでわかりませんと答える役人。役人を蹴飛ばし一体誰の仕業だ。王の衣に触るとは不届き千万だと言う王様。
投獄される役人。
踏み台が壊れつまずき、誰の仕業だと怒る王様。
王様幸運をお祈りください。毒を塗った衣を着ない幸運。壊れた踏み台で転ばぬ幸運。信じている臣下に裏切られぬ幸運。なによりも親方の仲間の目に触れぬ幸運を祈るのですと言うギリョン。
臣下を大勢殺したゆえ天罰が下ったのか？とノクスに言う王様。天がそれほど怖いのですか。王様は天の御子ですよ。なぜ怖がるのですというノクス。そうだなと言う王様。
ギルドンを狩場に連れてこいと言う王様。奴を獲物にする。ノクスや女楽たちに奴を捕まえる姿を見せたいと言う王様。
ノクスに今日はホンを捕まえると言う王様。ギルドンにさぁ逃げよと言う王様。
逃げるギルドン。
追う王様。
王様が怖いと話すオリニたち。
ギルドンが現れる。
王様に捕まるギルドン。
盗賊のくせに国や民を案じて国を治められると思うか。国とはどう治めるべきものかその目でよく見ろと言う王様。
無理やり連れて行かれる娘。娘をどこに連れて行くと言う父親。暴力を振るわれる民たちを見せられるギルドン。
兄さんオリニを見た。オリニが王様が怖いと泣いていた。俺は悪事を働いてきた。なぜか今は怒りはなく涙だけが出ると言うギルドン。
獄に戻り無敵の将軍になって王様から褒美の剣をもらうんだと言ったアモゲの言葉を思い出すギルドン。父さん俺が王様から剣をもらう将軍でなく剣を授ける人間になったらどうしますかと言うギルドン。
立ち上がるギルドン。
(ついにギルドンの反撃が始まりそうです(^-^))